タニンバル島謎の石船No.2(Kapal Batu,Tanimbar MTB Maluk) No.2

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意外と知られていないことだが、インドネシアはメガリス(巨石)文化の宝庫でもある。スマトラ島北部のトバ湖のサムシール島、そして南部のパスマ高原。同島西部のインド洋に浮かぶニアス島も有名だ。ジャワ島も例外ではない。ボロブドゥール遺跡も、一つの石文化だ。古代の墳墓にその面影を見る。そしてスラウェシ島中部のモアイ像のような巨大石像。スンバ島のドルメンは同国を代表する巨石文化。そしてNTT(東ヌサトゥンガラ)州の島々で見ることができる祭壇のメスバ。こういった巨石(もしくは石)文化の東端がタニンバル諸島ではないだろうか。確認はしていないが、さらに東のアルー諸島にも、タニンバル諸島同様の石文化が残っているかもしれない。




上の画像:石船の舳先部分。この上に、そそり立つ形で、魚や渦が彫りこまれた石柱状のものがあったが、盗難にあい、現在ではこのような姿


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舳先の脇に立つ棒は、かつて、舳先の先端に付いていた見事な彫刻石柱を縛り付けて支えていたものだ


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石船は真東の方向に、アラフラ海を望む。草地の向こうに、海岸へと降りる、長い石の階段がある


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舳先の底部


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舳先の中間部に彫られた幾何学模様


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首の長い鳥モチーフが彫り込まれている


【参考ブログ】


タニンバル島の謎の石船(Kapal Batu, Tanimbal MTB) No.1
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200805/article_3.html

戦後が来ない西南東マルク県。占領の傷跡は誰が癒してくれるのか?
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200708/article_6.html

インドネシア文化宮(GBI)活動記録
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200610/article_2.html

インドネシア文化宮活動記録(インドネシア語)Kegiatan GBI
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200610/article_4.html





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