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中カリマンタン州の州都パランカラヤを貫流するカハヤン川は、同州の他の河川同様に、海岸部から中央山岳地帯までをも結ぶ、交通・流通の大動脈となっている。しかし、その地形が故に、その昔より、“開発”の手が容易に内陸部まで入り得た。このことは、スマトラ島や西部ニューギニア(パプア州、西パプア州)でも同じことが言え、陸路や、内陸部に飛行場などがなくても、沿海部から、伐採業者を主とする多数のチームが奥地まで入り込み、その結果、川沿いから左岸・右岸の双方の数km、ときには数十kmまでもの広範なジャングルから商業材を切り尽くした。中カリマンタンもしかりだ。また、森林火災(自然発火の火災もあるが、少なくないケースでパーム椰子農園やゴム農園などの開墾を目的とした人為的な火災発生が行われている)も、商業材の大木が消えた密林を、文字通り、根こそぎ焼き尽くし、さらに森林破壊に拍車をかけた。 カハヤン川を下る、ゴム樹液(Getah・ゲタ)を運ぶ船。竹で作った装置にゴムをくくりつけ、下流の集積場まで運ぶ。樹液を固めためたゲタは強烈な臭い。 パランカラヤ市内からカハヤン川を30分ほど遡上した支流の川岸で、木の実で遊んでいる子供たちに出合った。聞けば、川底に潜って、沈んでいるゴムの実を集めたそうだ。遊び方は簡単。まず相手の実を置き、その上に自分の実を乗せ、指で動かないように固定したら、拳で自分の実を叩く。そして、下側にある相手の実が割れたら勝ち!割れた実は、ポイッと川面に投げ捨てる。なんとも、エコロジカルな遊びだ。 森の中にあらゆる生活の糧があることは、カリマンタン島に限らず、熱帯林がある(あった)インドネシア各地の島々に共通する。自然発生と栽培双方の食糧、そしてタンパク源としての動物。そして柱から屋根までの建築材。生活に必要な物は、何から何まで森で調達できる(できた)。カハヤン川でゴムの実で遊ぶ子供たち。上流から流れ着くゴムを始め、地元の子供さえ知らない多種多様な木の実。森が、そして河川が、子供のおもちゃを作ってくれているのだ。 川底から拾い集めたゴムの実。おもちゃは流れて、子供たちの所までやってくる 国立パランカラヤ大学の正面ゲート。アーティステイックで印象的だ。 州立博物館同様に、パランカラヤ大学でも、正面ゲートに“龍壺”が置いてある。 国立パランカラヤ大学図書館。中カリマンタン州では、公的な建物の多くが、地元の伝統建築スタイルを取り入れている。 国立パランカラヤ大学のキャンパス内にある、ムルン・ラヤ県出身者のための学生寮。ムルンラヤ県は、中カリマンタン州の最奥部に位置している。未来に向けての教育投資。この寮の完成によって、ムルンラヤ県出身の学生たちは、同大学の学生の中でも、最も近代的な居住空間を手に入れた。 【参考ブログ】 変貌する中カリマンタン州(No.3)Propinsi Kalimantan Tengah(No.3) http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200706/article_7.html 変貌する中カリマンタン州(No.2)Propinsi Kalimantan Tengah(No.2) http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200706/article_6.html 変貌する中カリマンタン州(Propinsi Kalimantan Tengah) No.1 http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200706/article_5.html 中カリマンタン州政府公式ホームページ http://www.kalteng.go.id/ |
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中カリマンタン州(No.5)オオコウモリ (Prop.Kalimantan Tengah)No.5
なんでもインドネシアには約75種のオオコウモリと145種の昆虫食のコウモリがいるそうだ。空中を飛ぶことができる唯一の哺乳類。これまでにインドネシア国内各地でコウモリを見てきたが、コウモリ市場がある都市は、中カリマンタン州の州都パランカラヤ(Palangka Raya)が最初だ。Kalong(カロン:オオコウモリのこと)は、市場と言うよりも、市内の主要幹線道路の脇に駐車する数台のオートバイのお店で売られている。最初は、買う人多いのって疑問もあったが、行ってみると、次から次へと売れてい... ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2007/06/09 13:19 |
アイランド紹介
17000もの島々からインドネシアには、まだまだ大自然の残る島もある。 ...続きを見る |
バンドン インドネシアの魅力 2007/06/16 17:18 |
オランウータン(No.1)
中カリマンタン州(Propinsi Kalimantan Tengah・略してKalteng)は、これまで半世紀にわたり、その豊かな熱帯林を伐採することを州の最大収入源としてきた。その結果、驚異的な森林破壊が引き起こされ、同時に森の生命も危機的状況に追い込まれた。上空から眺めれば、それでも緑の絨毯のようにも見える同州の森の多くは、実は、伐採後に自然回復した、いわゆる人の手が入った森だ。豊かな生態系を持っていたはずの大自然は、壊滅的破壊を余儀なくされ、“森の人”の意味を持つオランウー... ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2007/08/01 14:35 |
オランウータン(No.2) Orangutan di Kalimantan Tengah(2)
ニャル・メンテンの施設、通称“オランウータンの学校”では、食糧としてバナナ、スイカ、柑橘類、椰子、マンゴ、パパイヤ、野菜類、イモ類、そしてサトウキビなどを定時に与えている。飲み物は、水以外に、赤ちゃんには脂肪入りのミルク、そして大人にはカルシウム入りのミルクをあげているそうだ。“学校”との俗称があるが故に、ここでは、ペットとして人間社会で飼われていたものや、開墾地で捕獲されたオランウータンが、日々森に帰るための基礎訓練を積んでいる。例えば、木登り技術、巣作り、そして食の確保方法など... ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2007/08/02 02:03 |
中カリマンタン州でロタン編みタペストリーコンテストを初開催
インドネシア文化宮(GBI)は、中カリマンタン州政府と共催で、2007年8月19日、同州で初の「Menjawet(ロタン編みタペストリー)コンテスト」を実施しました。同州は、テラス県知事の下、かつての森林伐採行政から森林保護行政に移行中です。ダヤク民族文化を基盤に、新たな中カリマンタン像を描き出そうとしています。その一環として、今回の全州14県を対象としたコンテストが企画・実施されました。森で生まれたロタン(籐)を加工した“メンジャエット編み”は、本来はカーペットとして使われていま... ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2007/08/22 02:07 |
インドネシア文化宮2007年活動記録(Kegiatan GBI pada tahun 2007)
2007年1月、「アチェ伝統刺繍展」準備のため、アチェ州内陸部を、州都バンダアチェから南東アチェ県のクタチャネまで縦断。各県で、伝統刺繍を種集。(上の画像は、アチェの“象の学校”の象さんたち)” ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2007/12/30 23:04 |
中カリマンタン文化展(Pameran Budaya Kalimantan Tengah)
{%ハイビスカス(ヒラヒラ)hdeco%}日本・インドネシア国交樹立50周年記念文化イベントとして開催された『ロテ島&サヴ島伝統イカット展(2008.1.12〜3.29)そして『ヌサンタラ・テキスタイル展(2008.4.12〜6.14)』に次ぐ、日イ友好年記念文化イベントの第三弾は、世界第三位の巨島カリマンタン(ボルネオ)島の真ん中に位置する中カリマンタン州(Propinsi Kalimantan Tengah)にスポットを当てます。題して『中カリマンタン文化展(Pamer... ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2008/06/05 18:42 |
中カリマンタン文化展始まる(Pameran Budaya Kalimantan Tengah)
{%ハイビスカス(ヒラヒラ)hdeco%}カリマンタン(ボルネオ)島のど真中。しかも“インドネシアのへそ”的位置にあたる中カリマンタン州(Propinsi Kalimantan Tengah)。日本・インドネシア友好50周年記念文化イベントの第三弾は『中カリマンタン文化展』です。今週の土曜日(6/21)から三ヶ月間、9月20日までの予定です。 凄まじい勢いで世界中の熱帯林が縮小しています。カリマンタン島ではオランウータンが生息地をますます奪われています。地球温暖化、そしてCO... ...続きを見る |
インドネシア文化宮 2008/06/19 11:07 |
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