パプア州政府使節団がGBIへ Delegasi Prop.Papua ke GBI
インドネシア最東端のパプア州(Provinsi Papua)生まれの彫像を核に、インドネシア文化宮(GBI)で実施中の『インドネシア・仮面と彫像の世界展』。奄美大島が豪雨に襲われ、肌寒い小雨が落ちる東京。2010年10月21日(木)。その会場に三名のパプア人がやってきた。友人で、同州投資調整庁に勤務するジョン・ジュリウス・ボコルシュム(John Julius Boekorsjom)さんと、ミミカ県(Kab.Mimika)畜産局長のジョン・W・テガル(John Wichlif Tegal.MM)さん、そして、州都ジャヤプラの第四高校の日本語教師ダンチェ・ナウィパ(Dance Nawipa)さん。三人は共に、かつて山形県への留学経験を持つ。山形県とパプア州(旧イリアンジャヤ=Irian Jaya州)は、姉妹県の関係にある。かつて太平洋戦争時代、西部ニューギニアで多くの東北健児が亡くなった。青森、秋田、山形、そして岩手県出身の将兵など。その関係で、山形県は1994年6月、イリアンジャヤ州と姉妹県州を締結調印。以降、今日まで、文化・人材交流などを通じて友好を深めている。
今回は、17日、パプア州政府派遣団として16名が来日、成田空港から山形県へ直行。一連のイベントを終え20日、東京へ。「紅葉、そして山形牛。懐かしい感触を再確認しました」と、ジョン・ジュリウスさん。中央高地ワメナ(Wamena)産の、“インドネシアで一番美味しい”との誉れ高いワメナ・コーヒーを持ってきてくれた。
特別自治法(Undang2 Otonomi Khusus)の下、30近くもの県を誕生させ、地方自治の向上を目指すパプア州。しかし、特別自治の内容に対する懐疑や疑問が噴出しているのも事実だ。さらに、独立を目指す武装・非武装の“闘争”も依然燻り続けている。
一方で、国内外からの投資に期待する姿勢は俄然高まってきている。同州投資調整庁長官の来日がそれを物語っている。農産物品として、パプア州が最も力を入れている商品が海草、魚類、チョコレート(カカオ)、そしてコーヒーだ。もちろん、天然資源開発や観光産業などへの投資も大歓迎。パプア州と日本に時差は無い。日本の真南およそ5,000km。幾万もの日本軍将兵が瞑るパプア州。パプアは日本との新たな時代構築を模索している。
左からジョン・テガルさん、ダンチェさん、ジョン・ジュリウスさん(2010年10月21日、インドネシア文化宮にて)
パプア州政府投資調整庁が作成した、投資ガイドパンフレットとCD。同資料の入手希望者は、インドネシア文化宮まで、どうぞ。【パプア州参考ブログ】
インドネシア文化宮
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/theme/42c3391253.html
パプア州政府
http://www.papua.go.id/
パプア州政府投資調整庁
http://www.papua-investment.com








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