練馬のGBI黒猫一家 Kucing Hitam, Anggota GBI baru

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ネコ、猫、Kucing(インドネシア語で猫)、にゃー---といった単語を目にすると、遺伝子が疼く筆者。生来の猫好き。こともあろうか、再オープンを目指して、あれやこれや検討・思案中の、インドネシア文化宮(GBI)引っ越し先の東京・練馬区・桜台1丁目に、真っ黒クロの猫一家が突如やってきた。まさに「招待状も無しに」だ。2013年4月16日(火)。全身真っ黒の母ネコは、次から次へと、これまた全身真っ黒な子猫を銜(くわ)えて、一方的な引っ越しを強行した。

練馬の黒猫一家 Black Cats Family GBI at Nerima, Tokyo
http://youtu.be/7gJ5nQcdoho

戸外の、ガス給湯器の裏側は床下へと繋がる構造となっている。そこへ、母猫は懸命に、必死に“黒猫ヤマト”を行ったのだ。首筋を銜えての、丁寧な引っ越しだった。生後数日と思われる赤ちゃんの数は5匹。なぜGBIエリアが選ばれたのかは、未だ分からない。尋ねても、きっと答えてはくれない。

一週間後の4月23日。午後13時30分頃。庭先で、5匹の赤ちゃんの内の1匹が、突然闖入してきた、同じく野良猫と思われる、巨体で尻尾が異常に長い雄猫に襲われた。首筋を噛まれ、1分も経たぬ内に絶命。テリトリー争いなのか、それとも赤ちゃんネコを消し去ることによる雌猫(母猫)への求愛行動だったのか。理解できない。

残った母猫と4匹の子供たち。あの悲劇の日から一ヶ月が経過した。カラスの襲撃を受けたり、プロフィールがよく分からない猫たちの威嚇を受けながらも、母猫は我が子を守り続け、そして成長に伴って、子猫たちも俊敏に“知らないおじさん雄猫”の突然の来訪をかわしてきた。
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この間、筆者が心を寄せている“飼いヤモリ”を母猫が胃袋におさめ、そのため母猫に対する、数年来の友人であったヤモリの“復讐”として、水攻めの暴挙に出たこともある。これは結構効いた。なぜ、という素振りを見せながらも、母猫は、筆者が梅雨前に待ちに待って再会した一年ぶりのヤモリへの追悼の思いを、多少は理解したかのように、目の戸惑いは“ごめんなさい”と読めた。

野良猫に“入れ込んでいる”場合か---と家人に叱責されても、「はい、入れ込んでいる」と応える。そういう家人も、猫缶や魚のアラなどを、嫌々の素振りをしながらも、嬉々として買ってきてくれる。GBIの珍客たちは、当面幸せなのかもしれない。だが、このまま飼い続けるためには、克服・対処しなければならない数々の問題も山積みだ。

避妊・去勢手術は?病気に対する予防接種は?---等々。家猫にすべきではとの声も聞こえる。しかし、まさに“猫の額”ほどの庭で飛び回っている子猫たちを見るにつけ、室内に閉じ込める気はない。添付の動画は、筆者がナシゴレン(インドネシア炒飯)を与えた図。




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  • 練馬のGBI黒猫一家(3) Kucing Hitam, Anggota GBI baru

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    Excerpt: こうも一方的に押しかけてきた野良猫ファミリーに振り回されるものなのか。振り回されている。一言で言えば、彼女(母猫)の“ワナ”に陥れられた感だ。毎朝、毎夕、「猫マンマ」を懸命に.. Weblog: インドネシア文化宮(GBI-Tokyo) racked: 2013-06-02 22:09
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    Excerpt: GBI(インドネシア文化宮)“押しかけスタッフ?”の黒猫ファミリー。無視すればいいのだろうが、4匹の赤ちゃんと若い母猫を見ていると、生来の猫好き遺伝子が疼いてしまう。一日中観.. Weblog: インドネシア文化宮(GBI-Tokyo) racked: 2013-06-03 23:43
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