パプア州の『パプア平和芸術展』2Pameran Seni Rupa Perdamaian Papua

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インドネシア最東端のパプア州(Propinsi Papua)。赤道直下のニューギニア島西部。日本の真南に位置し、時差はない。インドネシア共和国への併合以降、長年、分離独立運動が燻り続けている地域でもある。最新の国勢調査によれば、その人口比に歴史的転換が訪れている。ついに非パプア系民族の人口が、先住民族であるパプア系人口を上回る時代を迎えた。パプア民族のマイノリティ化が始まっている。

パプア州ジャヤプラの日本語教室 Bahasa Jepang di Jayapura, Papua
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/201011/article_4.html

“インドネシア21世紀の担保”とまで謳われる豊かな天然資源に恵まれるパプア州、そして西隣の西パプア州(Propinsi Papua Barat)。パプア系民族と非パプア系民族との共存は可能なのか。懐疑的な声が強い中、文化人を中心に、平和な社会環境を訴える声も併存する。


Syafiuddin Halidさんの作品『Papua Damai tanpa efek Alkohol』(2010)

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公式カタログの表紙

その一つの傍証が、州都ジャヤプラにあるジャヤプラ芸術学校(STSP Jayapura: Sekolah Tinggi Seni Rupa Papua)が、去る12月に行った『パプア平和芸術展(Pameran Seni Rupa Perdamaian)』ではなかろうか。同校の代表理事であるシャフィウディン・ハリッド(Syafiuddin Halid, Spd.Msn)さんから、同展示会の公式カタログが送られてきた。

「Promoting Peace In Papua Through Art and Culture」を副題に行われた『パプア平和芸術展』は、2010年12月6~10日、州都のHola Plazaで開催され、続いて2010年12月28~30日、センタニ地区にあるSentani City Squareでも行なわれた。参加アーティストの中には、インドネシア文化宮(GBI)が2000年10月に首都ジャカルタで実施した『パプア文化芸術展(Pameran Seni Rupa Budaya Papua)』にも参画した、樹皮絵画の大家であるアグスティヌス・オンゲ(Agustinus Ongge)さんもいた。

ここに『パプア平和芸術展』の公式カタログを再録し、パプアの平和的な未来像に期待したい。



http://www.digibook.net/d/f154ef778018ba743c7629134d7b4432/?viewerMode=fullWindow


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Rahayu Praseyaningrumさんの作品『Perbedaan menjadi Pemersatu』(2010)

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Syafiuddin Halidさんの作品『Terdampar di lorong waktu』(2010)

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Yacobus Degeiさんの作品『Mencari lembar Kebenaran』(2010)

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展示された写真作品

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参加アーティスト

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【参考ブログ】

パプア州の『パプア平和芸術展』Pameran Seni Rupa Perdamaian, Papua
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/201103/article_2.html

テーマ「パプア州」のブログ記事
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/theme/42c3391253.html

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