北スラウェシ州紀行(2) シーラカンス  Perjalanan ke Sulut (2)

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“生きた化石”シーラカンス(学名:Coelacanthus コエラカントゥス)は、1938年12月22日、南アフリカ南東部、インド洋のカルムナ(Chalumna)川河口付近で漁師が偶然捕獲し「世紀の大発見」となった。属名&種小名はラティメリア・カルムナエ(Latimeria chalumnae)。次の捕獲は14年後の1952年12月20日で、発見されたのは最初の発見地から3,000kmも離れた、マダガスカル(Madagascar)島近くのコモロ諸島(Comoros Island)のアンジュアン(Anjouan)島。その後、コモロ諸島周辺で200尾以上が捕獲されている。シーラカンスは、およそ4億年前に出現し、6500万年前に絶滅されたとされている古代魚。
そして、1997年9月18日、新婚旅行のためインドネシアのマナドトゥア島を訪れていたカリフォルニア大学教授が、市場で見慣れない魚を見つけた。 これによって、東南アジアにも“生きた化石”シーラカンスが生息していることが明らかになった。次いで、1998年7月30日に初の標本入手。 ラティメリア・メナドエンシス(Latimeria menadoensis)と命名された。日本では一般的に「インドネシア・シーラカンス」と呼称されている。
さらに、2007年5月19日、マナド沖で三個体目となるシーラカンスが漁師のラハマ親子によって釣りあげられた。これはメスで、サイズは全長が約127.3cmとされる。このインドネシア・シーラカンスは、直ちにレストランの生簀に移されたが、翌日には死亡してしまった。


北スラウェシ州を代表する画家ソニー・レンコン(Sonny Lengkong)氏の作品『Manado Tua(古マナド島)2004』油絵(140 X 91cm) 。2004年9月17日~19日に首都ジャカルタのHotel Sahid Jayaで行われた個展「Tradisi dan Modernitas: Kado untuk Sulawesi Utara」で展示された。同個展は就任直前のスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領がオープニングを宣言した。
インドネシア文化宮(GBI)は2009年にソニーさんの個展を東京で開催する予定です。



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2009年5月11~15日、マナドは世界海洋会議(WOC:World Ocean Conference 2009)のホストシティとなる。インドネシアは世界最大の島嶼海洋国家。しかも海洋生物の多様性においても世界随一。WOCのモットーは[Through Ocean, We Save the Earth]。

WOC 2009のマスコットは、王冠を被ったシーラカンス。シーラカンスは地元ではイカン・ラジャ・ラウト(Ikan Raja Laut:海の王様:King of the Sea)と呼ばれている。

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シーラカンスを釣り上げたラハマさん(画像は北スラウェシ州政府提供)。


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シーラカンス捕獲の報に、S.H.Sarundajang北スラウェシ州知事も駆け付けたが、“生きた化石”は無念にもその命を終えた(画像は北スラウェシ州政府提供)。


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“生きた化石”は生簀の中で暫くは生きていた(画像は北スラウェシ州政府提供)。


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マナド市上空から古マナド(Manado Tua)島&ブナケン(Bunaken)島を望む。市中心部の港からスピードボートでおよそ45分。古マナド島、ブナケン島の一帯は、海洋国立公園に指定されている。両島の近くには、シラデン(Siladen)島、マンテハゲ(Mantehage)島、ナイン(Nain)島などがあり、また本島側のモラス(Molas)、メラス(Meras)、トンカイナ(Yongkaina)、ティオホ(Tiwoho)、さらにアラカン(Arakan)、ワウォントゥラップ(Wawontulap)海岸なども海洋公園に含まれる。



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ブナケン島の海洋公園。世界でも有数のダイビングスポット。ブナケンの海は、その多種多様な珊瑚種と熱帯魚、そして“神々しい”海底地形で世界のダイバーを魅了する。


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古マナド島。かつてマナドの先祖はこの島に暮らしていたが、害虫の大発生によって島を棄て、本島側の、現在のマナドへ移ったとされる。


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ブナケン島から古マナド島を望む


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マナド市海岸から見た夕景。右は古マナド島。


【参考ブログ】


北スラウェシ州紀行(1) マナド(Manado) Perjalanan ke Sulut (1)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200809/article_30.html

マカッサルの「パニンクル」が二冊目の出版(INDONESIA di Panyingkul!)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200807/article_3.html

マカッサル市民ジャーナリズムに支援の手を(Bantuan utk Buku Panyingkul)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200805/article_8.html

マカッサル映画鑑賞&マカッサル文学講演(Film & Sastra Makassar)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200804/article_2.html

西スラウェシの伝統船サンデックで黒潮海道を航海
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200707/article_3.html

トラジャ文化&トラジャ語を学ぶインドネシア理解講座(Budaya & Bahasa Toraja)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200707/article_1.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展(Pameran Tunggal Mike Turusy)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200706/article_10.html

トラジャ人画家マイク・トゥルーシー個展のお知らせ(Pameran Mike Turusy)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200705/article_2.html

北スラウェシ州政府
http://www.sulut.go.id/new/?

マナド市観光局
http://www.manadokota.info/

NSTPB(North Sulawesi Torusim Promotion Borad)
http://www.north-sulawesi.org/index.html

北スラウェシ州サンギヘ諸島県
http://www.sangihe.go.id/

World Ocean Conference 2009
http://www.woc2009.org/

特定非営利活動法人 Manado Net Japan
http://manadonet.com/

Sulutlink Foundation
http://www.sulutlink.org/

常夏のスラウェシ島(インドネシア)情報マガジン
http://www5d.biglobe.ne.jp/~makassar/





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