インドネシア文化宮

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS ランプン州政府文化使節団が来日(Rombongan Budaya dari Lampung)

<<   作成日時 : 2007/03/14 18:19   >>

トラックバック 14 / コメント 0

画像


3月31日(土)まで開催中の『スマトラ島ランプン州伝統刺繍展』のフィナーレを飾るイベントとして、ランプン州政府は、文化交流使節団を送ることを決定しました。3月21日、その一陣として「ランプン州芸術評議会(DKL)」は2名の舞踊家兼ファッションモデル、そして演出家と音楽担当者各一名、さらに芸術集団のSanggar Radin Intanを主宰するメイ・サリ・ベルティ女史の計5名を、さらに「ランプン州伝統工芸品評議会(Dekranasda Propinsi Lampung」は、議長のウィディアンティ女史を始め、同州の著名なデザイナーであるイブラヒム氏ら計2名を送り込んできます。また3月第5週には、第ニ陣として、州知事一行の来日も組まれています。これに伴い、インドネシア文化宮(GBI)では、下記の日程で、急遽、“ランプン州文化フェスティバル”を実施することになりました。スマトラ島の玄関口である同州を知る絶好の機会です。どうぞお出かけ下さい。


【ランプン州文化フェスティバル】


期日:2007年3月23日(金) 
13:00より第1回公演(ランプン州伝統舞踊)
15:00より第1回伝統刺繍衣装ファッションショー

期日:2007年3月24日(土)
13:00より第2回公演(ランプン州伝統舞踊)
14:00〜16:00 『第66期インドネシア理解講座』(2時間で話せるランプン語)
16:00より第2回伝統刺繍衣装ファッションショー 


【注】ランプン伝統舞踊並びにファッションショーは入場無料ですが、ランプン語講座は受講料が¥1,000#です。文化フェスティバル観賞ご希望、また語学講座参加ご希望の方は、氏名、住所、電話番号(変更などの緊急連絡用として携帯電話番号も)明記して電子メールでお申し込みください。メールアドレスは: okawa@mxg.mesh.ne.jp
尚、天候状況によって、公演日時が急遽変更される場合もありますので、予めご了承お願いいたします。

第66期インドネシア理解講座参加者全員に、ランプン州政府より素敵なプレゼントがあります。お楽しみに!


画像


来日予定の舞踊家はアニ・クルニアシさんとアンディナさん。二人は、州都バンダルランプンに本部を置く、同州で最も有名な芸術集団であるSanggar Radin Intanに所属しています。同団体は、55年前に設立され、メイ・サリ・ベルティ女史を代表に、およそ100名のメンバーを抱え、これまでにインドネシア国内の幾多の芸術祭に参加する一方、シンガポールやマレーシアでの海外公演も行っています。


画像




画像




画像


伝統刺繍衣装ファッションショーで披露される“Sulaman Usus(腸刺繍)”は、同州で発達した独特の刺繍文化です。別名「Usus Ayam(鶏の腸)」とも言われています。というのも、その形状が、確かにニワトリの腸に似ているのです。ちょっと不気味な命名ですが、刺繍そのものは、見事としか言いようのない、大変豪華で、それでいてとても都会的な感じのものです。 製作方法がとても変わっています。まずサテン地を幅2cmのヒモ状に切り、中に針金を入れて真っ直ぐに縫っていき、縫い終わったらサテン地をひっくり返すために、針金で端を引き抜きます。そして縫い目が見えないようにアイロンで伸ばすと、5mm幅ぐらいの筒状の細いヒモが完成します。このヒモを、あらかじめ作っておいた、丸や花などの幾何学模様が描かれた板の上に、模様に沿ってしつけ縫いしていきます。その後、ヒモとヒモとの間を職人さんが一針一針、クロス縫いでつなぎ一枚の布を完成させます。 以前には、クッションカバーや扇子、枕カバー、ベッドカバーなどに、この刺繍技術が応用されていましたが、最近ようやく衣類にも使用されるようになってきました。
上下の画像は、インドネシア国内で行われたファッションショーや、ミス・インドネシア選考会、そしてミス・ユニバース選考会で参加者が着用した“Sulaman Usus”衣装です



画像



画像




画像




画像



上下の画像は、タピス(Tapis)と“Sulaman Usus”との組み合わせの、同州の盛装衣装です。キャミソール、ウスス刺繍クバヤ(上衣)、タピス製スレンダン(肩掛け)、そしてタピス製サルン(腰巻風スカート)から構成されています。


画像


以下の五枚の画像は、“腸刺繍(Sulaman Usus)”衣装です。



画像




画像




画像




画像




画像




画像


ドラゴンシップを題材にした“タピス(Tapis)”刺繍タペストリー


画像


州知事一行のメンバーとして来日予定のラスワン氏は、同州のタピス刺繍文化の、まさに“生き字引”的存在です。国立ランプン大学の言語文学部を卒業した同氏は、現在、州都でタピス工房であるTapis Helau Galleryを経営しています。その傍ら、タピス文化の集大成である書籍の刊行を目指して、同州の各地で調査・研究活動を続けています。同氏の来日を機に、インドネシア文化宮(GBI)では以下の日程で、第67期インドネシア理解講座を開催いたします。同時に、ランプン州政府観光文化投資局のムハマッド・ハルン(Muhammad Harun)氏による、ランプン観光の魅力に関する講演も行われます。使用言語はインドネシア語&一部英語です。


期日:2007年3月28日(水) 18:00〜20:00
場所:インドネシア文化宮(GBI) JR高田馬場駅より徒歩約6分。
定員:約15名
申し込み:メールで(okawa@mxg.mesh.ne.jp)
備考:参加者には、ランプン州政府より素敵なプレゼントがあります。






【参考URL】


2時間で話せるランプン語(第66期インドネシア理解講座)参加者募集Bahasa Lampung)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200702/article_3.html

スマトラ島ランプン州伝統タピス展(Pameran Budaya Tapis Lampung)
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200701/article_3.html

スマトラ島ランプン州タピス展の予定
http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/200610/article_8.html

ランプン情報
http://www.enggano.com/lampung.php

ランプン・ポスト紙
http://www.lampungpost.com/aktual/main.php

インドネシア文化宮(GBI)
http://clik.to/GBI




設定テーマ

注目テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(14件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
2時間で話せるランプン語(第66期インドネシア理解講座)参加者募集Bahasa Lampung)
現在開催中の『スマトラ島ランプン州伝統タピス展』(2007.2.3〜3.31)にちなんで、以下のような日程で、『2時間で話せるランプン語』講座を開設します。インドネシア文化宮(GBI)では、これまでに“超スピードで覚えるインドネシア各地の言語講座”シリーズの一環として、「インドネシア語」、「アチェ語」、「マカッサル語」、そして「ブギス語」講座を実施してきました。これらは、111の基本単語(インドネシア文化宮が独自に選択・考案)を覚え、それで会話まで習得してしまおうとの、大胆かつ不届... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/14 18:29
ランプン州文化フェスティバル(Festival Budaya Propinsi Lampung)
2007年3月23日(金)、ランプン州文化使節団の第一陣がやってきた。ランプン州芸術評議会会長のウィディヤンティ女史を始め計7名。スマトラ島最南端の同州州都バンダル・ランプンを夜行バスで発って、スンダ海峡をフェリーでジャワ島へ。そして翌朝ジャカルタからシンガポールへ。同日、深夜便で一路東京へ。翌朝、成田着。そしてそのまま高田馬場のインドネシア文化宮(GBI)へ。休む暇もなく、第一回目のランプン伝統舞踊を披露。「日本はまだ寒いわね。だから、こうして身体を動かしている方が温まっていい」... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/24 01:34
ランプン州タピス文化&観光講演会(第67期インドネシア理解講座)
3月31日まで開催中の『スマトラ島ランプン州伝統刺繍展』に関連して、以下の日程で第67期インドネシア理解講座を実施します。ランプンで育まれた金刺繍文化の歴史的背景やモチーフの意味、そして儀礼布としてのタピス(金刺繍布)文化を知る絶好の機会です。講師は、州都バンダルランプンで最も有名なタピス工房を営むラスワン(Raswan)氏です。 同時に、ランプン州政府観光文化投資局のムハマッド・ハルン(Muhammad Harun)氏による、ランプン観光の魅力に関する講演も行われます。使用... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/24 11:08
ランプン州文化フェスティバル報告(Festival Budaya Lampung)
2007年3月23日(金)〜24日(土)、インドネシア文化宮(GBI)で、『スマトラ島ランプン州伝統タピス展』の最後の一週間を飾る「ランプン州文化フェスティバル」が開催された。ランプン州芸術評議会(DKL)は、この日のために計7名を派遣。事前の広報活動に余裕がなかったことは大きな反省点だが、それでも同州政府の対外PRの意気込みは、インドネシアの他州と比較しても大いに評価できる。二人の舞踊家に加えて、音楽担当、演出担当を送り込む力の入れよう。特に、同州で老舗の芸術グループ「SRI(S... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/30 00:07
ランプン州ファッションショー
2007年3月24日(土)、『スマトラ島ランプン州タピス展』の一環として、ランプン州から来日したDKL(ランプン州芸術評議会)主催のファッションショーが開催された。モデルは、舞踊家でもあるアニー・クルニアシさん(愛称アニー)、そしてアンディナ・マルタディノヴァさん(愛称ディナ)。アニーさん(23歳)は、国立ランプン大学経済学部を卒業し、現在は、中部ランプン県の県庁勤務。県知事室でプロトコールを担当。ディナさん(20歳)は、現在、国立ランプン大学社会政治学部二年生。ランプン独特の花嫁... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/30 00:35
ランプン語講座
インドネシア文化宮(GBI)の第66期インドネシア理解講座『2時間で学ぶランプン語』が2007年3月24日(土)開催された。「ランプン州文化フェスティバル」の『ランプン伝統舞踊ショー』と『ランプン州ウスス刺繍ファッションショー』の合間に実施。事前広報が不十分で、今回は計4名が参加。インドネシア文化宮では、これまでインドネシア語、アチェ語、マカサル語、ブギス語などの集中講座を実施してきた。2007年夏にはスラウェシ島のトラジャ語講座を実施する予定です。 ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/30 00:45
ランプン州伝統工芸品評議会来日
インドネシア文化宮(GBI)が2007年2月3日〜3月31日に開催した『スマトラ島ランプン州伝統刺繍タピス展』。同展に向けて、同州政府はまさに“大型”文化使節団を送り込んできた。まずは3月23日〜26日、第一陣として7名構成の「ランプン州芸術評議会(DKL)」チーム。伝統舞踊やファションショーを披露。農業生産地として知られる同州のこれまでのイメージを劇的に変える、華やかなパフォーマンスを繰り広げた。 そして第二陣として3月25日〜30日、計11名の「ランプン州伝統工芸品評議会(D... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/30 01:17
ランプン州観光&タピス講座
2007年3月28日(水)、開催中の『スマトラ島ランプン州伝統刺繍タピス展』の最後の講座イベントとして「第67期インドネシア理解講座」が開催された。テーマは、ランプン州が発祥の地と言われるタピス(金刺繍)文化、そして同州の観光ポテンシャル。 上は、タピス文化の講師ラスワンさん。同氏は、州都バンダルランプンでTapis Helau Galleryを主宰。現在、タピスの全てをまとめた書籍の刊行に向けて、調査・執筆に忙しい。 ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/03/30 01:31
ランプン州でSiger TV開局(Siger TV diudarakan)
1883年5月20日、その三ヵ月後に歴史的大爆発を起こす、ジャワ島とスマトラ島の中間点、スンダ海峡に浮かぶクラカタウ火山が噴火を始めた。そして124年後の今日、クラカタウ火山を抱えるスマトラ島最南端のランプン州で、“Ada Karena Anda(あなた故、存在)”をキャッチフレーズに、民放テレビ局が“噴火”を開始した。その名は、SIGER TV。5月20日は、「Hari Kebangkitan Nasional(民族覚醒の日)」にもあたる。 20 Mei 1883, Gunun... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/05/19 21:06
2007年8月限定インドネシア同行スタッフ募集
インドネシア文化宮(GBI)は去る5月15日、満9歳を迎えました。“自転車操業”ですが、インドネシア全土の文化紹介を至上命題に、これまでに最西端のアチェから最東端のパプアまで、まさにヌサンタラ(インドネシアの別称)各地の伝統文化の一端を展示会方式で紹介してきました。 今夏、GBIは新たなエリアの“地域興し”&“島興し”プロジェクトに着手します。これに伴い、2007年の夏を限定とした「インドネシア同行スタッフ」の募集を行います。詳細は下記の通りです。 上の画像は:2006年8月の... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/05/29 12:27
スマトラ島ランプン州無料招待のお知らせ(象の上の結婚式)
インドネシア文化宮(GBI)では、2007年文化イベントの第一弾として去る2月3日〜3月31日、ス マトラ島の最南端に位置するランプン(Lampung)州にスポットを当てた『ランプン州伝統タピス展』を実施しました。これは、GBIと同州政府との間で合意した定期的な文化交流イベントの一環として行われたものです。同展の期間中、ランプン州政府は計18名もの文化使節団を東京へ派遣し、ランプン州文化フェスティバル(伝統舞踊&ファッションショー)や、ランプン州観光&タピス文化講演など開催。一方... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/06/01 01:23
スマトラ象の上で結婚式参加者決定(Nikah di atas Gajah, Lampung)
今夏、スマトラ島最南端のランプン州政府がインドネシア文化宮(GBI)と共催で実施する観光PRイベントの一つである“象の上の結婚式”の参加者が決まりました。この企画は、同州が毎年実施している「クラカタウ祭り」の一環として今年初めて実施されることになりました。日本から一組、そしてインドネシア国内から一組の計二組のカップルを同州政府が全額負担して行うものです。 巨大なスマトラ象の背中で“永久の愛を誓う”エレファント・ウエディングへの応募者の中から、厳正な審査で次の方々が選ばれました。 ... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/08/02 12:56
スマトラ象の上で結婚式画像報告(Nikah di atas Gajah, Lampung)
インドネシア文化宮(GBI)が企画し、ランプン州政府と共催した『スマトラ象の上で結婚式』は、第17回クラカタウ祭りのメインイベントとして2007年8月25日、州都バンダルランプンで実施されました。日本から招待された江口祐介(28歳)&當山舞さん(29歳)カップル、そしてインドネシアのボゴール在住の久保木勇(37歳)&由美さん(40歳)夫妻。江口&當山さんは、同州の内陸部地域で用いられている結婚衣装のプパダン(Pepadan)を、そして久保木夫妻は、海岸部で一般的なサイ・バティン(S... ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/08/28 21:06
インドネシア文化宮2007年活動記録(Kegiatan GBI pada tahun 2007)
2007年1月、「アチェ伝統刺繍展」準備のため、アチェ州内陸部を、州都バンダアチェから南東アチェ県のクタチャネまで縦断。各県で、伝統刺繍を種集。(上の画像は、アチェの“象の学校”の象さんたち)” ...続きを見る
インドネシア文化宮
2007/12/30 23:01

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文